外国人に英語ではなしかけてみた【体験談】
電車内で英語をはなしてみた・・
これは2019年頃の話。
場所はサンサンと太陽が晴れた朝の電車の中。
いつも通り、友人たちと遊ぶために電車に乗っていた。
僕は18歳にカナダに短期留学して以降、海外の人と話すのにハマってしまった。
電車に乗って外国人の乗客がいるたびに、「Hello!!」とあかるく声を掛けるようにしている。
理由としては、もう1人の自分に会うことができるからだ。
英語を話すと、頭の中で海外用の自分のスイッチが入る。
スイッチがオンになると、シャイさや間の取り方や空気をよむ心などの、「日本人としての自分」をあたまの中で消しさることができる。
英語を話すときは、まるでアメリカ人のようにきさくに、顔の表情もゆたかに、声のトーンもかわり、態度はスーパーマンのように堂々となれる。
もう1人の自分が脳内に形成され、自分に酔うことができ、なぜかいつも新鮮な気分になれる。
25歳になった今でも声をかける。
そして、2020年の5月くらいに電車に乗っているとたまたま身長190センチくらいの白人の外国人男性をみかけた。
イスにすわってくつろいでおり、その白人の手には、「Sightseeing in Japan【日本の観光】」と表紙にかかれている、日本食の本を読んでいた。
それをたまたま見かけた僕は、「あっ、この外国人の人日本に来たばっかなんやな!」と思い、テケテケっと近づき、こんな風に声をかけた。
Hi !! What’s up!! Welcome to Japan!! Are you looking for Japanese restaurants?? Can I see it?「やあ!元気!?日本にようこそ!!おいしい日本食でもさがしてるの?それみせてよ。」
Hey, nice to meet you !! I have just arrived here in Osaka. I don’ t know where I should go. Do you have any recommendations?「おお、はじめまして! たった今大阪についたところなんだ!何かおススメな店ある?」
Well, definitely you should・・・「そうだな~・・・」
などなど、こんな感じで楽しく会話をしていた。
日本人にこんな質問をすると、「なんやこいつ、、」とキモがられるが、おおくの外国人はオープンマインドで外交的なので、これでいい。
女子高生のたちの注目の的
すると、ぼくの2メートル先くらいに女子高生4人組がいたのだが、コソコソとぼくの方を見ながら何やら話をしている。
その白人男性と会話をしつつも、「んっ?」と思い耳をすますと、、
見てみて、あの人、英語ペラペラやで、めっちゃカッコよくない??スゴすぎやな〜、あんなふうになりたいな~!
ね、やっぱり英語はなせるとカッコいいよね~!
と女子高生達がぼくの話をしているのが聞こえてくる。
車内はガタンガタンと機械のクソうるさい音がひびきわたってるのだが、女子高生の称賛の声だけは「天使のささやき」のようにしっかりと聞こえた。
まさに「ハロー効果」である。
*ハロー効果・・・ある対象を評価するさいに、特定の特徴にひきづられて、ほかの評価もゆがめられること。
今回の例、【特定の特徴・・英語、評価する対象・・ぼく】女子高生の脳内には、英語はカッコいいというイメージがあったので、勝手にぼくの評価もあがる。
やべえええええ、俺、23歳のおっさんになってもいまだにJKの注目浴びてるうううう。
と英語の破壊力を体感した。
別に英語力を自慢したいから英語を使ったわけではなかったが、やっぱり、日本では英語や西洋の文化にあこがれる文化がいまだに根づいている。
たとえ、ぼくみたいな普通な顔面でもカッコよくみられることがあるのだ。
そのまま気持ちよくなったまま、電車を降りて自宅に帰った。
実際、日常生活では「カッコいい〜」なんていわれることがほぼないのだが、英語をはなすとプチ人気者のように、一般人でも注目をあびることができる。
わかい女の子からモテる、尊敬の目でみられる、なにより自信がつく。
むかしからアルバイト先の同僚・友人たちに「口下手でアホそう」とぼくは頻繁に言われてきた。
「話をしたらあほっぽい」「だまっといた方がいいちゃう?」などといわれてきたことも沢山あった。
しかし、ぼくを過小評価してきた分、英語をペラペラと話すとギャップが生じて知的にみられる。
大学時代にも、何回も英語をはなしている時、カッコいいといわれてきてきた。
本当に、英語はイメージをくつがえしてくれる魔法スキル。
ぜひとも、モテたい人におすすめなスキルだ。
これからもモテるためにもっといろんなことを学んでいくか。
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